市役所から学校に来る「就学者」の情報が、印刷された紙で来る。
データではない。個人情報保護法があるので、電子データでの提供は違法なんだそうだ。なので現場の先生がせっせと手入力するのである。
就学者の名簿には載っていないデータもある。環境調査票やら保険調査票に「手作業で記入していただくき」、これも先生がせっせと手入力するのである。電子データでいただければとっても便利なんですけどねぇ。不公平になるからダメなんだそうだ。PCやスマホが使えるご家庭ばかりではありませんと……
昔は……名簿は手書きでないとだめって時代もありました。学校で名簿を作成する。不正な就学がないか教育委員会がチェックをいたします。いやまったくご苦労さまなことですが……印刷された名簿の「フォント」が明朝体や教科書体ですと、役所のコンピュータが使っているフォントと違うからダメなのです。もちろん、戸籍に特殊な字体で書かれているからというのはわかるのだがね。右払いと左払いがある文字で、右払いの書き始めに、筆を置く「点」がデザインされてる文字があった。これ「全部修正しろ」と。いや、それ戸籍の文字と違うだろうと思ったのだが。

最後に堀田教授は「全ては基盤整備が前提になる」と強調した。

すべては「基盤整備に必要な予算だろうと」先生はただで使えますからね。

新入生のデータ入力、百数十名分を難なくこなしちゃう先生がいたりするからね。
データ作れなくて現場が崩壊すれば……あー紙でいいだろうってことになるね。

 

みんなビンボがわるいんや。