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板書の目的とは
先生:説明をしながら、板書をする。
児童:説明を聞きながら、板書を写して、ノートにまとめる。
教科書・参考書は、板書+説明が提示されている。それを読んで理解するだけでも学習は成立する。それを再構成してノートにまとめることで学習内容が定着すると考えます。
先生が口頭で説明をして、児童が聴いて理解する。板書・ノートのない学習形態
児童がまとめを記録して理解をする。ノートをとることで内容を理解する。
先生が口頭の説明に、板書を加えて、理解をしやすくする。
板書を写すだけのノートならば、完成形をレジメにして渡せば済むこと。板書に説明されたことを補足してノートに書くことで理解が促進されると考えます。説明の過程にそって板書が書き足されていくことも重要です。
口頭での説明を聞き取って板書に付け加えてまとめる能力が児童には求められます。これが不足していると、過度な内容の板書・板書を写すだけの写経作業になってしまうのです。
学習能力が十分であれば、教科書や参考書や資料を読み、視聴覚教材を視聴して、まとめなおして、理解する、独学が可能になると考えます。