アンプラグドなプログラミング教育
機器・ソフトウエアの活用能力とプログラミング教育は分けて考えないといけないんじゃないかなぁと。
アンプラグド - 電子楽器を使用せずアコースティック楽器で演奏する音楽スタイル
アンプラグド (曖昧さ回避) - Wikipedia
コンピュータを使わないという意味ね。
コンピュータを使わないプログラミング教育
プログラミング (コンピュータ) - Wikipedia
コンピュータのプログラミング(英: programming)とは、コンピュータプログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為である。
「プログラミング教育」はコンピュータプログラマー養成教育ではありませんが、どうしても「コンピュータプログラムを作成する」ことが手段になりがちです。「プログラミング教育」という横文字から考え直した方がいいんじゃないかなぁと。 アルゴリズムを考えて、フローチャートなどで表現できる技能を習得するのが目的ではないかと考えます。まだ横文字^^;
既に提唱されている「問題解決学習 Problem-Solving-Learning」をコンピュータをプログラミングすることで行うのが「プログラミング教育」ということになるのだろうか。だとしたら、「ブログラミング教育」に必要な「操作技能」を先に習得させておく必要があると考えます。
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通知表の電子化について考える。
通知表の電子化とは、具体的に何をどうすることなのか。
通知表の作成システムを電子化……しているところもあるのかな?
テストをして得点を記録する。小テストの得点を累積する。ノートや授業態度を評価する。それらを集計して、ABC 54321 の評価・評定を算出する。このへんって教員が個別に紙ベースでやってたことをエクセルのワークシート作ってやってたりする。また市販のテストの付録で集計システムが付いてたりする。
学校で市町村単位での通知表電子化っていうのはそこじゃない。通知表にゴム印押して手書きで所見を書いていたのを印刷しましょうってことだ。どうしてもそれまでの「紙の通知表」の書式に拘る。既存の用紙にプリンタで正確に評価・評定・所見を印刷しなさいって時代があったのね。既存の用紙ってやつがなんか微妙に印刷位置がずれてたりする。「すごい位置合わせ」とか使ったり、それこそ「エクセル職人」の出番。
白紙にエクセルで印刷してよいよってことになったとしても、超えるべきハードルがある。前学期の保護者印があるんで作り直しができません。2学期と3学期は別紙にしてくれんと印刷が大変。
とにかく「定規で手書きした紙の書式」に拘るから悪名高いエクセル方眼紙になる。
エクセルってのは帳票印刷用ソフトではない。表計算ソフトなのである。素点の集計と成績一覧表を作成するのはエクセルの仕事でよいのだが、帳票印刷したいならアクセス使えと。ワープロソフトの差し込み印刷で位置合わせとかいう悪夢の作業もあった。
エディコムマネージャーとかだと、PDFで通知表を作成する。既存の帳票のイメージに入力されたデータをきっちりあてはめて出力してくるわけ。
素点入力・成績処理まで体系的に電子化されてないと使いにくいのである。
所見用に「褒め殺し変換辞書」作ろうかと思ったこともある。
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プログラミング教育・プログラム的思考について。
子供向けコーディング 50 周年のGoogle Doodle
このリンクだと明日以降でも使えるのかな。
後の方は最短手順ではできませんでした^^;
プログラミングのスタイルはスクラッチと同じ。
前進 右 左 回数指定のループ で「うさぎ」の移動をプログラム。
前進 右 左 だけで力技でもプログラムはできる。
ループをネストさせるのに操作性に難あり。
サブルーチン化 か 範囲指定して複製とか できたら スマートになるのに。
これはコンピュータ上で動かすのだが、
ここにあるように、ボードにコードを書いて、
「人間」を動かしてもよいわけである。
動く「オブジェクト人間」と、コードを解釈して指示を出す「CPU人間」に
分けると上手くいくかな?
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>理想やハードルをとても高くあげておいて、どうやるかは丸投げ
「プログラミング的思考」をコーディングして動作確認をするために、コンピュータ・プログラミング言語を使うというのが本来の姿なんじゃないかと思うわけで。
こんなふうにボードにコマンドを貼り付けて、人間に実行させることも、プログラミングなわけです。でも、これだと実行結果が分かりにくい。
コンピュータの機能 入力 演算 記憶 出力 をコントロールするのがプロクラム。そのプログラムの考え方を学びましょうってのが「ブログラミング」の学習とも言えるのではないかと。
しかし、求められているプログラムのレベルが小学生の頭には高度過ぎやしませんかねぇ。スクラッチとかでプログラムを作らせる。児童の興味関心って「ゲームを作りたい」なんじゃないですかね。そして児童の思考レベルでゲーム機やスマホのレベルのゲームが作れるかっていうと無理ですね。昔のベーマガのゲーム作っても今の児童は満足しないでしょ。
小学校で求められているプログラミング教育って高度過ぎませんか。 - パパ教員の戯れ言日記
教える方が解ってないもんな。将棋でもして遊んだ方がましだと思うぞ。
2017/11/26 08:36
将棋とかチェスとかの棋譜は、コマを動かすプログラムだと思う。
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- 全ての教室に情報コンセント(有線LAN)は導入される
- 可動式の無線LANアクセスポイントを使用する。
謎の事態ではなくて、教室内で有線LANを引き回す代わりに無線LANを用いる。それだけのことですね。
校内全てをカバーするには
- アクセスポイントの性能により、同時接続台数が決まる。
- アクセスポイントから電波が届く距離に制限がある。
- アクセスポイント間での干渉の問題が発生する。
電波の強さを変えて、適切な位置にアクセスポイントを設置する必要があります。
- 全教室にBuffaloのアクセスポイントを設置したけれども全く使えなくて、全部フルノシステムズに入れ替えた事例
これ、LANの設計の問題なのね。Buffaloのアクセスポイントは単体でガンガン電波を飛ばそうという設計なわけだから、校内LANで使えないのはBuffaloのせいではない。ご家庭における隣家のWiFi多すぎ問題。家庭用のAPだと、出力を落とす機能って付いてないんじゃないかな?
校内全ての場所で同時に無線LANを使うのか。各教室で教師用1+児童用40を常時使用するってことはなさそう。教師用で無線接続が必要ということなら
ホテルの有線LANをWi-Fi化できる「小型ルーター」
製品もあるので、これを情報コンセントに接続すればよろしい。
残りの7つという数は授業にどれくらいの頻度でLANを使うかによる。
こういう規模の大きな設計を行うのはやはりプロに任せるべきじゃないかと思う。
アクセスポイントも含めて、機材のセッティングが大変だから、全部常設したいというのはまた別のお話。
結論 みんなビンボがわるいんや
ブクマでは書き切れないのでブログに書いてみる。
児童生徒や教職員が教室、家庭等で授業や自己学習に利用する「授業・学習系システム」と教職員が職員室等で出欠管理や成績評価等に利用する「校務系システム」との間の安全かつ効率的な情報連携と、当該連携により生成されるデータの効果的活用を実現するシステム(スマートスクール・プラットフォーム)についての実証を行うもの。
この説明、154文字で1つの文だ。長過ぎ。ブロックチューンの必要性を説明するのにこの文は長すぎる。
ブロックチューンってなに?で調べてみる。
ブロックチェーン(英語: Blockchain)とは、分散型台帳技術[1]、または、分散型ネットワークである[2]。ウィキペディアからコピペ。
データを複数のコンピュータに分散して保存する技術か。
このように検索して読み解いていかないと、説明に略語とカタカナ語が多すぎて、意味不明です。そこそこコンピュータの知識があれば分かりますけどね。ICT IoT KOOV MESH スクラッチ、用語の階層が違うな。で、これらと総務省の事業・ブロックチェーンの関係がさっぱりわかりません。
市教委に理解してもらうのも、保護者に理解してもらうのも、至難でしょう。
ラズパイZero……だけでは。モニタとキーボードとマウスは別途必要なのね。まぁ価格が安いのが利点だけど。ZeroでもRaspbian入れると、マインクラフトがプレインストールされてかな。学校で「ゲームで遊ぶとはなにごとか」となりませんように。NHK for School が 「ゲーム」を「クイズ・プレイ」に変更してるのね。
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教員は、学校で働く労働者です。教員の仕事はなんでしょうか?
児童生徒を学習させること。サービスの提供ですね。それに付随する事務処理とかはまぁ仕方ない。無駄な業務が多すぎるような気もしますが。
で、それ以外の役目が多すぎ。地域の子供がまとまって管理されている施設なんで、あれこれいろんな役目を詰め込みすぎ。保護者・家庭、地域社会、宗教、警察、病院が担うべき役目まで、学校・教員に押しつけてしまった。
で、権限も手段も与えない。例えるなら、警察官に……容疑者が抵抗しても手も触れちゃだめ。質問するのも言葉使いは丁寧に。というか傷つくから質問しちゃだめ。捜査権・逮捕権はなしな。で、犯罪者をどうしろと?これが学校の現状。