プログラミング教育ってなにをするんだろう

for-mom.hatenablog.com

はてブのコメントがすごいすごいばかりなのがちょっと気になったので。

IchigoJamをご家庭で使わせてみたという記事はよいんです。これから小学校でプログラミングが必須化されたとすると、ここは導入の最初の最初。プログラムのリストを頑張って入力して、うまくいかなかったのでミスタイプを頑張って探して、うまく動いてうれしかったです。昔々のその昔、1980年代に「西部労働レストラン」があったそうな。Save Load List Run。プログラムリストを入力して、保存して、読み込んで、リストを見て、実行する。プログラムを作らずに既存のプログラムを使うだけの人。2018年では当たり前のことなんだが、「ゲームしたいからプログラムを作る」というのが「雑誌に載ってるゲームを打ち込んで遊ぶ」から「ゲームのテープを買ってきて読み込む」にシフトしていった時代がありました。

プログラミング教育って、プログラムを写経して実行することじゃないですよね?

プログラムのウォーターフォール型開発 要件定義・基本設計・詳細設計・実装

ソフトウェア分野では、実装とは仕様アルゴリズムを、具体的なプログラミング言語プログラム文として実現すること(書くこと)、つまりプログラミングである。 

実装 - Wikipedia

 コードを入力して実行するのは、実装よりもさらに下流。小学校でのプログラミング教育がどういうものになるのだろう。学習指導要領が公表されて、検定教科書が作られて、教育課程が編成されるのだろうけど。教科書にしたがって、問題を解く?ドリルでコードの穴埋め問題とかやるの?既存の教科の学習の中でプログラムを使う?作る?

コードを入力する段階でも、個人差がついてくるのでは。要件定義・基本設計・詳細設計・実装ができるだけの能力が小学生にあるのかな?「写経」のレベルで止まっちゃう児童多数になるのでは。